真空注型
真空注型とは
- シリコン型、ゴム型にも言う。
- 型にマスターを入れ、樹脂を流し込み、マスターモデルの複製品を作る工法です。
- 金型より短納期・低コストでの制作できます。
- インサート部品(ナット、端子)を入れて注型する【インサート注型加工】行っております。
- 成形品みたいに樹脂に色を付けて注型する【着色】注型行っております。
オススメポイント
- 金型を制作する時間がない、早く試作品を確認したい!
- 複雑な形状のゴム製品を作りたい。
- 指定の色に着色したい。
- 1つの型で20個までの製作になりますので、小ロットの製作に向いています
加工材料一覧
01 / ウレタン(マスター・シリコン型必要)
材料 | 特徴 | カラー | 耐熱タイプ |
---|---|---|---|
ABS相当 | 一般的な注型材。 | ナチュラル・黒・乳白・透明・着色可能 | 一般 80~90℃
耐熱 110~120℃ |
PP相当 | PP相当の特徴 | 黒・乳白 | |
ゴム(エスラトマー)相当 | 硬度20~90℃まで調整 | 黒・乳白・透明・着色可能 | |
透明性に優れている、耐熱性良好 | 透明・着色可能 | ||
難燃材(UL94規格V0グレード) | 難燃性が必要な場合 | 黒 |
02 / シリコン(アクリル型必要)
材料 | 特徴 | カラー | 耐熱タイプ |
---|---|---|---|
ゴム | 硬度30~70℃まで可能(硬度によって、色限度有り) | 黒・乳白・透明・青 | ベーシック80~90℃ 耐熱グレード110~120℃ |
精密板金とは
- 精度が要求される機械部品などの少量生産に特化した板金加工のことです。
加工材料一覧
種類 | 材料名 |
---|---|
鋼板 | SPCC(冷間圧延鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)、SPHC(熱間圧延軟鋼板)、SECC(亜鉛メッキ鋼板) |
ステンレス | SUS304(冷間圧延ステンレス鋼板)、SUS430(冷間圧延ステンレス鋼板) |
アルミ | A5052、A6063 |
銅 | |
真鍮 | C2801P |
りん青銅 | C5210R |
光造形
光造形とは
- レーザー光線を照射し硬化させ、一層ずつ積み重ねて立体物を制作する造形法です。
オススメポイント
- 高透明での制作が可能!
- 切削加工が困難な形状(アンダーカット部など)も一体制作可能
- 切削加工に比べてコストメリットがある
- 短時間で高い精度で3Dデータ通りの立体物を製作可能
ご注意ください
- サポートや積層目が残る
- 経時変化する
加工材料一覧
材料 | 特徴 | 組付け性 | 見栄え | 耐熱性 | 可視化 | 経済性 |
---|---|---|---|---|---|---|
耐熱ワーキングモデル | 耐熱温度137℃ 可視化 耐熱可視化モデル 注型マスター |
◎
|
○ | ◎ | 高額 | |
デザインモデル | 高精度 注型マスター 鋳造マスター |
○ | ||||
ABS相当 | タップ加工 スナップフィット性良好 |
○ | ◎ | 比較的に安価 |
粉末造形
粉末造形とは
- パウダー状樹脂にレーザーを照射することで、焼結・溶融を行い一層ずつ重ね合わせる造形法です。
オススメポイント
- 強度、耐久性が優れるため、組付け確認モデル、実装試験、最終製品まで試作品のみならず幅広く使用されている。
- サポート痕が残らない
ご注意ください
- 材質が限られている(ナイロン相当・PP相当のみ)
- 強度に弱い、吸湿性があり、熱に弱い
- 積層目が残る
加工材料一覧
材料 |
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ナイロン相当 |
PP相当 |